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文章を書くことについて

2018.03.15

うまく伝わる事が好き

僕は文章を書くことが好きです。思うことやまとめたい事が結構あるのだと思います。書くことが好きというより、正確に物事が伝わった時が嬉しいのかなと思います。そのせいで会話時に起きる問題はこちら。
特に文章の勉強をしてきたわけでもないですし、キレイな文章が書けているとは全く思っていません!汗
それでも時々僕の文章を面白いと言ってくれる人がいるのです。レアキャラ。褒められるということはなんでも嬉しいです。恥ずかしながら、デザインなどメインの仕事より褒めて頂く回数は上だと思います。汗汗

いつか母親にも言われました。「時々ブログ見てるよ、あんた文章うまくなったね。」って。「読書感想文もろくに書けなかったのに」って。なんか!確かにすごい苦手でした。こうしなきゃって固定概念がすごかったのだと思う。これはデザインなど仕事にも通じるとこがあります。固定概念が強い頃っておもしろくなかった。ああいう感じに収めないと・・って思うと固く薄いものしか生まれない。今も褒められることを意識したらまたつまらなくなってしまうのだと思う。難しい。

うちは実家が古本屋で、両親とも本をすごい読む人だと思うので、母から褒められた時、実は裏でガッツポーズしてた。「ああ、そう?」みたいな返事したと思うけど。

どうやって書いてるんだろう

自分のためにもどうやって文章を作ってるかまとめたくなりました。

まず書く前に頭の中で大きな構成を決めます。ここで落とせるなとか、ここで回収するから見てる人はここまではモヤモヤしてるなとか、ちょっとしっとりしたまま通そうとか。写真撮る時既に文章が浮かんでるってのも同じ発想です。とはいえ、書き始めたら大きく変わることもありますが。これもデザインと同じ。もう文章とデザインって同じなんやないかな。

メリハリを作る

実際に書き始めます。もちろんキーボード。
おそらく意識してるのは、メリハリを作ること。坦々と同じ調子で進むと読むの辛いですよね。自分が本をめちゃくちゃ読むわけではないから、逆にそれが生きてるのかも。読みづらいよ!みたいな。映画の最初30分我慢せんといけんやつなんなん?みたいな。「この小説、後半面白くなるから今は我慢して」とか言うけど、最初から面白い方がいい。←こうやって枝葉で色々書いてしまうのも癖です。

メリハリにも色々ありますね。写真とテキストもメリハリだし。笑いと真面目も、スピード感なんかも。ただ、ここまでしっかり考えて書いてるわけではないです!改めて考えるとそうだなってくらいです。
けどメリハリもつきすぎたらうっとうしい。落とすために真面目、真面目のためにふざける、みたいなのが見えすぎると大寒案件になる。僕はサムいのがすごい嫌いなので(誰でもだろうけど)その辺りはかなり慎重です。その辺りテレビに耐えれる芸人はすごいうまいと思う。ネットで面白いと言われてる会社とかサブカルお笑いとかその辺りが圧倒的に足りてない。すぐ大シュールに持ってく。仲いい人らと笑っとけ。(急な毒出たよ)

適当

とにかくそういったバランスをとり続けながら書いてます。もっと言うとそれを思って生きてます。かっこつけすぎない、ふざけすぎない、です。これをこうやって説明しちゃうと本末転倒ではあるんだけど・・。

いつからか座右の銘はって聞かれたら「適当」って言ってます。そんな聞かれんけど。
言葉通り「ちょうど良い」って意味もあるし、「いい加減」って一般的な意味もある。「いい加減」って言葉も似てますね。「良い感じ」と「雑」みたいな意味。
それくらいがちょうど良いんです。全身キメキメファッションもアレだし、コンビニ弁当が似合わないような部屋もアレだし。

いつからかそれに気付いたアパレル達がわざと汚い焼き鳥屋とか定食屋とか行くようになりましたね。それはそれであざとくて香ばしい。基本そういった辺りを笑ってしまうくらい性格が悪い。ちなみにこの感覚で一緒に笑えるのが妻であり、あの人は僕の何倍もの力を持っています。あまり発信とかしないのがもったいない。彼女は引き算がすごい上手。

添削に力を

長くなってきたな。もう離脱してる人もいるだろうな。それを意識して段落分けは多くするようになりました。見出しと段落の力ってすごい。みんないったん休憩したいよね。いったんセーブみたいな感覚。そこまで頑張ろうみたいな。
ただ、今回で言うと第1段落は長いけど1つにしています。読みやすさだけのために内容分けるのは不自然だったし、最初だから我慢して読んでもらえるかもという、考えからです。
プロの方に言わすと、読みやすさのために段落を分けることはNGなんだと思う。内容があってこその構造だろう。そこがもしかしたらプロとプライドのない素人の差なのかも。その差は、ブログレベルでは一長一短な気がします。

書く途中、何度もプレビューします。おそらくここまでプレビューする人あまりいないんでは?と思うくらい。今回は50回以上してそう。
編集画面では気付かなかった、言い回しや展開のアラがすごく目立ちます。印刷の仕事する時に出力するのと全く一緒。(デザイン例えの病)
細々変更していきます。

最初にガーッと量を書いて、引いてく作業です。良い言い回し出来たなと思っても、流れ的にサムかったらトラんといけん。切ない。デザインにも同〜(略)(病)

細かいテクニック(偉そうやな)

例えば助詞の扱い。
きちんとした文体にこだわりません。口語に近くて良いと思ってます。
例えば、「仲が良い」→「仲良い」と変更したり、テンポ重視。口に出した場合だと1.5倍は読む速さが違う。

同じように漢字の問題もあります。
上の例で助詞を除いて、「〜する時出力」としたいけど、「時」と「出」って隣にいてほしくないなとか思って、「〜する時に出力」と助詞を復活させたり。
漢字でいうと、変換にしないことも多いです。「勿論」とか。「もちろん」の方がイメージ通りに伝わる気がする。「鬱陶しい」とか実際に書けない漢字も変換しない。そらは単純にバカっぽいから。

他にも改行や「」や漢数字や句点など、色々と読みやすさ重視の為におかしな構成はたくさんありそうです!許してね。
と、添削には結構時間かかってます。現にこの記事(もう終わります)書くのに60分くらいかかってる。
さらに言うと公開した半日後の今少し添削してる。

以上、素人が何を真面目に書いてるの?のお時間でした。最後までお付き合い頂きありがとうございます!そんな優しいあなたに今日いいことが起きますように。

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