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10ZINEに参加しました

2018.06.05

この度、10ZINEに参加させて頂きました。
10ZINEとは↓
福岡のデザイナーや作家さん的な人が集まったZINEを定期的に作るイベント（グループ）のことです。
ZINEとは？↓

自作の文章や絵、写真などをコピー機やプリンターで少量印刷し、ホチキスなどでとじた小冊子。「magazine」(雑誌)が語源とされる。手軽に自分を表現できる手段として1960年代に米国で生まれ、90年代に西海岸を中心に流行。

簡単にいうと、
簡単に安価で自分だけの雑誌を作っちゃおう！って感じかな。
スケーターのマーク・ゴンザレスが始めたらしい。懐かしい名前。
ZINEには実は前から興味があったので、今回事務所の三迫さんから声をかけてもらってすごく興奮しました。（正確にはアシスタントさんからまた聞きして強引に参加させてもらった）

さて、何を作ろう

実際に作ろうって決めたのは、展示の三日前。それくらいパパっと作ることも可能なんですね。
さて、何を作ろうか。
面白いもの？売れるもの？個性があるもの？
一緒に展示させてもらう10ZINE既存メンバーは優秀な人が多そうで恐縮です。

最近は写真撮ってるし、写真をまとめたのでいこう。
一発目はベタを通りたかったという思いも強く。
今回は参加するってだけでも勉強になりそうと考えてました。本を作るということ、展示して売るということ。この二点。

内容はハワイで撮った写真に決めた。せっかくなのでフィルムの方だけにしよう。安い紙とも相性良さそうだ。
写真だけ良い感じのものは恥ずかしいので、コメントも入れて緩くしよう。インスタでやってるようなものになりそうだ。この辺はパパっと決まりました。
こんな写真。フィルム最高。

実際に作るよ

そこからはとりあえず制作。
写真選んで、コメント考えて、レイアウトして、面付けして、紙選んで、製本。
って一気に書いてるけどなかなか大変なものです。データ作成までは慣れてるから良いけれど、実際に本にしていく作業はいつもはあまりやらない内容。時々あるグラフィック案件も入稿までで後は印刷会社に頼みますからね。けれど、製本まで全部やるのがZINEの醍醐味だろうと、今回は自分で作ることに。色々失敗もしたけどなんとか完成。楽しかった。

完成。
表紙。（謎に写真がムーディーになったのは無視してね）

中身をチラ見せ。レイアウトはシンプルです。フィルムのスキャンデータのサイズ、製本の簡略化などを考慮したら、必然とこういう形に。

少し売ることを意識し、生写真を付けることにした。
この時点で、10ZINEという高尚な場を荒らさないかが気になり始め、バランスも結構慎重に調整しました。
ちなみにこの生写真、ヨドバシで絹目調の紙にプリントしたんだけど想像の何倍もきれいで、フィルムの出力をもっとしていきたいと思えました。これも収穫。

結局、全行程が２日くらいで完成しました。このスピード感も楽しかった要因。
本は40ページのボリューム。値段設定も難しかったけどとりあえず400円にしてみた。原価だけでまじでギリギリです。

展示しに行きます

会場は薬院のSOMEWARE。お世話になります。

わくわく。

みんなの優秀感がすごい。クリエイター系素敵女子みたいな人が多い。僕みたいなハワイ大好きですみたいな感じの人はいない。そして僕は若干の人見知りを発揮していた。その上で初めて会った人に携帯の充電器とか借りた。
とりあえず三迫さんと一緒に来たって感じをフルパワーで表現することにした。

搬入終了。
これまでのアーカイブも展示するとのこと（サンプルだけ読める）。そんな中、以前の売れ残り（良い表現が見つからずすみません）がたくさん倉庫にストックされてて困っているとのこと。本来は作者が回収しにくるものだとか。
僕が「それらも売ったらどうですか？」て言ったら採用された。

終わった後は、懇親会に参加。
お酒を入れたら無敵になるので楽しかったです。大学の後輩も結構いて、ゼミまで同じ子もいた。嬉しかった。福岡だとこういう事も時々ある。

当日

展示当日。店番に。

思ったより人が多い。10ZINEブランドすごい。（鏡に映る村田）

息子も参加。ご本人登場的にハワイの時の衣装で連れてきたけど、もちろん誰も気づかなかった。

結局、8部も売れましたよ！なんだろこの達成感。自分が作ったものが直接売れるって事がまず楽しい。あとは色んな経験・勉強・人脈が出来たってこと。本当に参加してよかったです。
次回も是非参加したいと思ってます。（入れてもらえたら）
終わった今は制作意欲がすごいので、勝手に一人でZINEを作り続けようと思ってます。（目標毎月一冊）