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若者たちと私

2020.12.03

ここ最近よく考えること。彼らと自分の関係や距離について。

先日40歳になりました。随分生きてるな。20歳の子からしたら2倍も生きてるジジイ。一昔前ならそろそろ寿命やん。
だからというわけではないが、最近よく考えることを書きたいと思います。
年齢で括って書いてますが、大前提として個人的考えです。

自分はオジサン

いつからか自分のことをオジサン側と感じるようになってきた。具体的には35歳くらいからだろうか。
若い知り合いがチラホラ現れたり、街中で見かける若者たちのパワーに圧倒されたり。そんな風に少しずつ変化していった。当時は仕事柄、多くの学生に会っていたのでそれも大きな要因だと思う。若者が尊敬する人達が自分達からもっと下の世代に移動している感覚もある。

そんな頃に、よく思っていたのは、
(みんな(若者)まだまだだ。こっちも自分のことをオジサンと卑下はしてるけどネガティブな意味はそんなに含んでいないし、何も負けない。みんなも早くこっちに近づいて来るんだよ。)といったような感覚。
仕事はもちろん、考え方やファッションでもあらゆる事でそう感じていた。

変わる感覚や立場

けれど今それが違う。
(自分たちがマイナーだ。君らの感覚が主流だし、それを大きく変えようとはもう思わない。こちらの言動がダサい事も増えてきた)
と思っている。一種の諦めのような悟りのような気持ち。
もしかしたら、オジサンがどうとかそういう問題ではなく、年齢関係なく他人を認めるっていう気持ちが芽生えただけなのかもしれないけれど。いや、優れた他人を認めるというのは昔から得意だったはず。
自分が若い頃に感じていた、視野の狭いダサいオジサンにだけはならないようしないと。変な方向にだけに伸びていって誰も助言できない状態。高級なものに囲まれていたい人の思考のメカニズムが最近分かったよ。

いずれにせよ、彼らの考えや出来る事がとても大事で、それを活かしつつ、普遍的だったり経験が物を言う分野でしっかりサポートしていきたい、とそう思うようになった。
ジャンルによって思いの強さは違えど、そういった前進なのか後退なのか分からない事を頻繁に考えているのでした。
会社というチームで世代を超えて仕事をしたり、子どもの成長からも感じているのだと思う。

そしていつか彼らも同じような事を感じる時が来るはずで、その時は、「ね、同じ気持ちになったやろ?こっちはこっちの役割りで頑張ろうぜ」って思うはずだ。

最後は年齢と関係なく誰にも負けないものがあったり、そう信じたりして生きていきたい。

(次回はもっと気楽に今年のベストバイでもまとめよっと)

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