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この土日曜日、good paper from KYUSHU 2018という、紙をテーマにしたイベントが行われました。
10ZINEチームも一つのブースとして参加するということで、僕もそのうちの一人として参加させてもらいました。

実寸ジン

前回参加させてもらった後に、こんなのも作りたいと色々考えてたので、すごい良いタイミングでした。ZINEというものがすごく自分にあっている気がしてます。（まだ二回目）

作ったのは実寸をテーマにしたもの。その名もZISSUNJIN。
紙というのは誰が見ても、同じ大きさで同じ色で同じレイアウトとして存在します。webとは違います。それを利用したかったので、今回こういうテーマに。その名の通り、いろんなものを実寸で印刷してやろうと。何気なく信号機を見てた時、結構デカイな・・と思ったのがベースになってます。

こんな感じ。これは歩行者信号。ちなみに25cmあります。
数字ではよくピンと来なくても、実際に実物を見ると分かりやすい。

そうやっていろんなもののサイズを調べるのもなかなか時間がかかりました。
大きすぎてボツになったものなどあり、実際は30種くらい検討しています。ZINEは10種に絞った。

これは胎児の生まれる頃。妊娠直後の小さいものと比較するコーナー。生命の神秘ですねー。

今回はせっかくなので写真などは使わず、イラスト風に仕上げました。なかなか気にいるタッチが出せました。シンプルと雑と少しかわいいようなイメージに。（なれ）

実はこんなに小さい、というものも。歌姫の顔です。18cmしかないらしいです。

あら目のタッチの調整は実は結構試行錯誤しています。あらく見えるよう丁寧にパスを調整という謎行動も。徐々に慣れてきてルール化されたりしたので、スムーズに進みました。

全部で10種類。

で、今回の経験値としては、イラストのタッチもですが、紙との出会いもありました。
使用したのはコミック紙という、週刊漫画誌なんかで使われているような紙。

お安い。
安く楽に作るというのもZINE自体の元々のテーマであり、その考えもケチな自分にはあっている。中身で勝負や！的な。
中洲のペーパースタジアムにて購入。

実際に印刷してみると、想像以上によく、イラストと融合した感覚がありました。ラッキーでした。

色は少しくすみ、毛羽立つ表面など、すごく良かったと思ってます。

楽しかったなあ。
ちなみに7冊売れました。もちろん情買いもありますが、やはり売れるのは嬉しいです。今回も原価ギリギリで、売れやすい方優先にしました。（落ち込みたくない）

イベントの特徴や売れるものについて

今回は福岡・九州中から紙が好きな人がたくさん来場するイベントでした。（3,000人超えだとか）
ZINEだけをめがけてくる人は多いわけではない。
10ZINEというZINE制作グループは少しだけ異質だったのかも。それがアクセントにもなっててお客さんも多かったとは思います。
そういう環境もあり、売れるものが少し10ZINEイベントとは違うなという印象。（まだ二回目）

他のブースを見ても、モノとしての価値がわかりやすいものが興味をひくようなイベントだったと思う。使いみちがはっきりしているような。◯◯◯に使う紙、◯◯◯を入れる箱、可愛くて集めたくなる紙など。
10ZINEブースでも、コンテンツがしっかりしてるか、モノとして印象が強いものが売れてたような気がします。勉強になります。

↑10ZINEブース。

2時間ほど店番をしたのですが、お客さんの近くにいることってすごく楽しいですね。
普段webでは顔や反応の見えない人を相手にしているのですが、こういったリアルイベントではその場で動向や反応などが分かり、それをふまえて少しディスプレイや見せ方を調整していく感じとかすごく楽しかった。webでも解析を通して似たことは出来るのですが、より手っ取り早いなと思いました。

その他いろいろ

今回はたくさんの人と再会しました。約束とかせずにこんなにもいろんな人と会うのは初めてかも。イベントの魅力と大きさを感じます。

あと今回は専用什器も作りました。手伝っただけですが。
今回はブースの机の大きさが決まっていたので、そのまま置いてはスペースが足りないため、什器でキャパを増やしたのでした。
たくさん置ける事も考慮しつつ、紙というテーマなのでダンボールでの制作。予算も控えめ。素晴らしかった。
リトラにいる調くん作です。

これ。
マスキングテープで作られた棚をモチーフにしたグラフィックもいけてる。

（前日深夜3時までこれ作ってた）

朝用事があったので息子と一緒に搬入に参加。

ペーパーレスの象徴でゲームをする息子。

？！

とにかく楽しいイベントとその準備となりました。
また参加したいな。とにかくジン作りたいな。