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運動会のためにXC50-230mmを買った(作例あり)

2020.10.04

運動会前日、実はずっと買おうか迷っていたズームレンズを買ったのでした。結果だけ言うとコスパすごい。

どんなレンズ

FUJIFILMのXCシリーズとは、比較的安価で機能もそこそこといったシリーズです。エントリーモデルのボディにキットレンズとしてついてることも多い。
見た目がチープ(プラスチック)だったり、XFシリーズにはほぼ標準装備の絞りリングがなかったりします。

今回買ったXC50-230mmF4.5-6.7は、望遠ズームです。遠いところからかなり遠いところまでをカバーします。
FUJIFILM Xシリーズが搭載するAPS-Cでは35mmのレンズが標準レンズなので、かなり遠いところを撮るためのレンズということがわかるでしょう。実際230mmというのはフルサイズ換算で350mm相当となります。

この間も少し書きましたが、普段見れないものを撮りたくなってきています私。マクロとか望遠とか。
そこに運動会というタイミング。幼稚園の園庭レベルであっても、85mm(フルサイズ換算)くらいでは物足りものです。というわけで、家族のためだ!と言い聞かせ、このレンズを買うことに。中古で15,000円くらい!これなら失敗してもまあいいでしょう。普通なら1.5万円ってかなり渋るよね。レンズ沼おそろしい・・・

使い勝手など

●絞りリング
一番気にしてた絞りリングは、思ったより気にならず!ボディ側で自動で絞りを変えれるように認識したようで、ダイアルでグリグリ簡単に変えてスムーズに使えました。

●明るさ
F4.5-6.7ということで、明るくはありません。今回は屋外ということで目をつむりました。(そもそも予算的にこれしか選択肢なかった)
運動会では基本的には開放にしてたので、そこまで問題にならず。ISOも1600とかでいけるレベル。
体育館とかだとかなりきついだろうな。

こんな感じ。ワイド端230mm。表情までしっかり撮れる。

●AF
早くない。
誰かも書いていたけど、望遠側から急に撮ろうとするとピント合わせるのが難しい。そもそも何がファインダーに写ってるのか分からないので、そもそも探すのが難しい。これは望遠レンズあるあるでしょう。
フォーカスのスピードは35mmF1.4のあの辺のレンズたちの感じ。

●写り
全体的にはふんわりしてる。レンズの限界なのか。
ちょっと思ったんですけど、望遠レンズって画角的は寄れるけど、実際は距離があるのでその間の空気中のホコリとか屈折?とか色々影響を受けるんではないかと思った。なので、この後お見せする写真たちもそういう感じになっている。
ただ、最近はクラシッククロームだったり、そういった少しザラっとした写真になるように設定しているので、影響は少なかったのかもしれない。

なんにせよ、初心者だとうまく扱えずに「やっぱりキットレンズだな・・」ってなるんでは、と感じました。(自分も初心者に毛が生えたようなものだけど)

写真

というわけで↓


撮りたいものがしっかり撮れました。
ちなみに娘は踊りがうまいと思う。気持ちが入ってて、手足がしっかり伸びてる。


明るくしてるのもあるがのっぺりしてる印象。


園庭を挟んだ反対側のいる人の顔までしっかり撮れる。自分の視力だとメガネかけても見えないレベル。


かけっこはピント失敗。AFは早くない。


↑ちなみにこれはXF35mmF1.4のもの。
やっぱり写りがいいよね。

売れろ!

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ここからは散歩中のもの↓


最短撮影距離は1.1mだけど、ズームで寄れるからマクロみたいにも使える。楽しい。


ふんわりはする。


色もフィルムシュミレーションを使うといい感じになる。これはクラシッククロームベース。


醍醐味でもある生き物に寄れる。
いつの日か野鳥を撮りに行くんではないかな。


遠くのものでも主役に出来る。


トリミングしたような画角。


月も撮れちゃう。


これは6000pxを1600pxまでトリミング。

楽しいです。コスパ最高!

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